2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

酔いどれ 今年のハロプロと帯広の豚丼

映画の感想以外は、酔いどれでないとなかなか書けません。肝心の映画は、この土日に一切映画館に行きませんでした。今日の午後に久々に『東京物語』をDVDで観たぐらいですね。廊下やふすまを利用した「縦の風景」が小津的でいいですね。『淑女は何を忘れたか…

メガネ歴17年

さきほどテレビに、富士メガネの金井昭雄氏が出演していた。国連から表彰されたのを受けてのことだそう。実はわたくし、この店舗をよく使っている。もともと両親が利用していたので、僕もついて行ったわけだけれど、一度ここを利用してしまうと、なかなかほ…

きれいぶっても感動できない 『待合室』

岩手県一戸町小繋。かつて岩波新書にもなった小繋事件の舞台である。簡単に説明、というのは困難だけれど、山林の土地所有権と入会権をめぐる100年前からの争いで、死者も出ている。学生時代、研究内容に非常に近かったので、現地視察に出かけたこともある。…

躍動する映画 『トンマッコルへようこそ』

朝鮮戦争のさなか、盛り返す連合軍の物資供給路に程近いトンマッコルには、戦争のことなどなにも伝わってはいなかった。このまま穏やかに暮らしていけるはずだったのだが、アメリカの軍人が墜落してやってきて、また陸路から南北の兵士がそれぞれ漂着して、…

ちょっと寝ました 『キャッチボール屋』

タカシ(大森南朋)は会社をリストラされ、とりあえず故郷に帰ってきた。久しぶりに高校時代の野球部OBたちと飲んだくれ、勢いで当時好きだった女性を探しに東京に出てしまう。が、朝になってすでに記憶なし。どうして東京に来たのか、自分は何をしたいのか…

佳作まであと一歩 『幸福のスイッチ』

村の電器屋「イナデン」は村じゅうに親しまれる存在。社長と呼ばれる誠一郎(沢田研二)は電池の交換や修理、家具の移動に至るまで、ほとんど報酬のない状態で請け負う。3姉妹の次女・怜(上野樹里)はそんな父親を嫌い、恨んでさえいた。いつもすねていた。…

不器用に歩け

こんこんの引退以来、おかげさまですっかり映画に傾倒してしまい、"その界隈"を横目で流す日々を送っておりました。そのことがまったく不自然でなく、ここでも話題にする必要性を感じませんでした。しかしその存在には十分敬意を払っているつもりです。だっ…