酔いどれ 今年のハロプロと帯広の豚丼

映画の感想以外は、酔いどれでないとなかなか書けません。肝心の映画は、この土日に一切映画館に行きませんでした。今日の午後に久々に『東京物語』をDVDで観たぐらいですね。廊下やふすまを利用した「縦の風景」が小津的でいいですね。『淑女は何を忘れたか』のラストなんかとくにいいです。
さて、最後の球磨焼酎を薄めにつくって、だらだら書いてみたい。たまにはいいよね。
ハロプロ楽曲大賞のシーズンだということで、焦点がいまいち定まらない感じでリストを眺めていて、今年は意外と候補曲が多いことに気付きました。しかし一方で、知らない曲のなんと多いことか。それもその筈。今年はコンサートは5月、ミュージカルで8月、買ったCDやDVDも数枚しかない状態です。
お陰で家計が安定していることは事実ですが、さまざまな"引退"が大きいです。こんまこについては、誰しもいつかあることがあっただけなので、清々しさがありましたけど、そうではないこともあったわけですね。こんこんの引退で、もうハロプロは満腹だなと思っていたものの、一厘の可能性で、村上ちゃんに骨までやられちゃうんじゃないかと思っていたんですけど、見事に抹殺されてしまいました。挙句にカントリーもかあ。
こんまことかカントリーとか、彼女たちって、ハロプロの不景気期を全うした人たちだなあという感じがしています。精鋭ではないけれど、原理的。イズムというか、「生え抜き」感の強い子たちでした。村上ちゃんにはその継承者的な雰囲気がありました。ハロプロが新しいステージにいくにあたって、役目を終えるわけですね。以前から書いていますが、もしも中高生に受ける変革であれば、喜んで受け入れるのがいいです。ポップは彼らがつくる。
おっさんにはいろいろ残念な一年でしたけど、そんなあっしの候補作はこんな感じです。PV部門は棄権します。一言コメントつき。

INDIGO BLUE LOVE  コンサートでぐっと来た。キャメイさんが『リトル・ヴォイス』みたい。
パープルウインド  じわじわっと親しみが出てくる。房総のつけ根に住んでるよ。
SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜  どうやったって楽しい。ひさびさにきたね。
歩いてる  ご祝儀で一票入れたいね。小春ちゃんには驚くよ。
(以上、モーニング娘。
学生時代  フォーキーでつかみが完璧。いいアルバムのすばらしいオープニング。
夕暮れ作戦会議  背伸びしない、映画的な光景が浮かびます。
日曜日 What's Going On  たまに口ずさみます。コンサートでも盛り上がったね。
東京みちくさ  アルバムを買って半年以上経って、じわじわきてますよ。
エレベーター二人ぽっち  アルバムのなかで場をわきまえた品のいい感じがぐっときます。
(以上、安倍なつみ
サヨナラのLOVE SONG (純情Version)  アレンジにこれだけ興奮したのは久しぶり。キーボード!
「二十歳のプレミア」  アルバムだけに収めておくのが勿体無い。
(以上、後藤真希
砂を噛むように…NAMIDA  歌情の人のバラッド。鬼に金棒な感じがします。
ハピネス  で、B面でこんないいものをもってくるあたりがすごい。
(以上、松浦亜弥
笑っちゃおうよ BOYFRIEND  いまの彼女たちにぴったり。テンポも僕好みなのよね。
(以上、Berryz工房
メロディーズ  GAMってFM向きですね。グルーヴ感があると思うよ。
(以上、GAM

まだ絞りきれないなあ。ちなみに映画も同じです。年末に映画の総括的な企画を考えてますけど(こう見えて年末恒例)、選好が難航してます。
話題をすっかり変えますが、豚丼の画像を見るといてもたってもいられなくなります。これは新宿の店のものだそうです。別の店ですが、僕もときどき、新宿サブナードの和幸豚丼を食べます。豚丼といっても牛丼の代替品ではございません。帯広の豚丼ですね。自分でもつくるんですけど、違うんですよね、店のものは。タレ作りが難しい。
んー、画像を見ると食べたくなる。会社の近くにあったら、昼は決定的なんですけど。んー。