酔って候、映画観て候

さっき電車で、泥酔して早漏なおじさまを目撃しました。さすがにあれにはなれない。
せっかく会社が休みなのに会社の人と水道橋で飲んじゃって、痛飲暦が止まらないのですが、映画も観ました。『16[jyu-roku]』。初子の関連作品ということで、ほとんど東亜優を目当てにしたのですが、大体予想は当たりました。なのでいつもの体裁の感想はございませんよ。
奥原浩志監督といえば『青い車』ですが、あの作品を散々ぱら批判しておいて、もっと規模の小さい興行で期待するというのは論理がおかしいのですが、結局は論理どおりに収まったといったところです。まあまあ、作品の質なんてこの際どうでもよい。東亜優がめちゃくちゃかわいい。決して演技派でないし、スター性があるようには感じないけれど、マンネリ的作品で僕らを楽しませてほしい。すっかり気に入りましたよ。飼いたい。
ほかは、小市慢太郎がいいです。父親のようでも兄のようでもあるマネージャーを好演しています。ああいう雰囲気のある人になりたいとつくづく思います。とくに最近、いろんな研修役をさせられるもので、彼の空気はうらやましい。それから、諏訪太朗徳井優の使い方には一目置いていいと思いますよ。癖のある役者ですから、その癖を前面に出して暴れさせるのは簡単ですが、その個性を抑えて役づくりをしたという点で、監督はよかったと思いますし、彼らの演技を堪能する機会ができました。
そんなわけで、初子を観て感激した人と、東亜優の映像を見たくて仕様がない人と、安く観られる人なら、それほど損しなくて済みます。酔っ払って書いてますから約束はしませんけれど。
ところで、大臣が死んじゃったり、フライデーでやめちゃったり。林学で修士までいった人として、かつてモーヲタだった人として、「やっちもなあわ」ってところですね。常識が狂いだしたとき、頼りになるのは哲学です。どうか関連する方々にはね強く生き抜いていただきたいと願います。愛ちゃんには、あなたの生き方でかまわないと言ってあげたい気分です。
泥酔していて、タイピングもままならない。寝ます。