モントリオールとベネチア

左頬にあったわずか1ミリぐらい飛び出した髭が、苦労の末にようやっと抜けまして、安堵しております。
さて、モントリオール国際映画祭が開催中で、ベネチア国際映画祭が来週開幕するようです。モントリオールコンペティション部門には東陽一監督「風音」が、"Cinema of Asia"にはSABU監督「ハードラックヒーロー」、高山由紀子監督「娘道成寺」、根岸吉太郎監督「透光の樹」、藤原健一監督「[is A.]」が出品されています。ベネチアは、コンペティション部門に侯孝賢監督「珈琲時光」、宮崎駿監督「ハウルの動く城」が、アウト・オブ・コンペティション大友克洋監督「スチームボーイ」が出品されています。
ほかにもいろいろあるみたいですけど、割愛いたします。とにかくですね、なんか賞を取って来てほしいわけです。賞を取ると、メディアはそれが良い作品がどうかを完全に無視して囃し立て、公開される劇場の数がグンと増えます。個人的には「[is A.]」と「珈琲時光」が盛岡にやって来ることを望んでおります。賞がどうかはともかくとして、盛岡ともなると、確率がものすごく低まる気もしますけど。