2007-11-18から1日間の記事一覧

骨太な作品に舌鼓を打つ 『犯人に告ぐ』

6年前、大晦日。巻島(豊川悦司)は誘拐犯を捕獲するため、張り込みをしていた。しかし、寸でのところで捕り逃し、子供は殺され、その両親に人殺し呼ばわりされ、左遷する。足柄でそれなりにのんびり過ごしていた巻島だが、かつての上司・曾根(石橋凌)が本…

予定調和の国民映画、だからこそいい 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

いわゆる「涙のカツアゲ」*1から2年。夕日町が帰ってきた。駄菓子屋の茶川(吉岡秀隆)は少年雑誌向けの小説を書きながら、淳之介(須賀健太)と貧しい暮らしをしていた。そこにふたたび淳之介の実父(小日向文世)が現れ、息子を連れ戻そうとする。それを嫌…