話はかわって、いや戻って

数年ぶりに年越しを自宅以外で過ごした。今回は、初めての場所、横浜である。元旦の帰省となったため、カウントダウンのなにかを探していた。偶然ではあるが、年越しのジルベスターコンサートのチケットが横浜しか残っていなかったもので、飛び込んだ。監督は池辺晋一郎、指揮は飯森範親、ほかチェロ古川展生など面白い布陣。
どういう年明けをするのかと思ったが、明ける瞬間に曲を終えるという神業を毎年やってのけるそうで、クラシックとは思えぬ緊張感、しかし割れんばかりの喝采でもって2008年はやってきたのだった。
年が変わる瞬間をあれほど興奮して迎えたことはない。それだけ、今年が期待にそぐう1年であってほしいものだが。
残念ながら、仕事始めが近づいてきている。