木の芽はしたたかに膨らむ

桜の花は、咲き乱れる頃すでに、次の年の芽が出来上がっていて、一年かけて、ゆっくりと膨らんでいきます。桜は紅葉がさほどきれいでもないので、結局のところ、春にしか愛でてもらえない儚いところをもつと思いますけど、その陰で、本当に地味に準備をしているわけですね。
安倍ちゃんが戻ってきました。新聞社の記事を見ると不安が煽られますが、会見の書き起こしを読むと、ちょっと安心するものがあります。引きつった表情で、あまり健康そうには見えませんけれど。今月1日に音沙汰がなかったとき、復帰が延びるかなあと思っていたこともあって、素直に嬉しいです。
昨年来いままで、あまりこの件には触れられずにいたのですが、書いていいことは書かなくていいことで、書かなくちゃいけないことは書くべきでないこと、という感じがずーっとしていたんですよね。書かないと、なにを思っていたのか忘れるんですけど。でも、忘れたことは、思い出さなくていいこと、でしょう。たぶん。
年末は、仕事場で過ごしたようですね。復帰後の仕事のこともあるから、案外忙しかったんですかね。田舎でのんびりすればいいべさと思っていたんですがね。給料制だからそうもいかないのか。着実に芽を膨らませていたんだと、思うことにする。芝居ってのはいいよ。ご本人は歌いたいようだけど、芝居の稽古は歌にも影響するし、いいですよ。ぜひスクリーンで観たい。「釣りバカ日誌」のレギュラーになりませんかね。
あー、なんだかこっちまで憑き物が取れたような気分です。そりゃお腹も空きますって。