この曲にそんな詩がついていたとは知らなかった。歌詞全文はここにあります。最近、文部省唱歌の「故郷」の歌詞が具体性を欠いている、という指摘をモノの本で読みましたけど、こちらはえっらい具体的で、これを歌う学校は出てこなさそうです。この歌詞をよく読むと、東北と九州は本来の国土で、千島と沖縄は新たに獲得した領土という印象がありますが、北海道の認識がよく分からない内容ですね。ここのところの微妙さ加減は、いろいろ調べると面白そうです。「〈日本人〉の境界」を読めという話ではありますが。まだそういう骨の折れる本はちょっと。
