「カンフーハッスル」はとりあえずスカッとするかな

今年は映画代をできるだけ安く済ませるようにします。いままでもそうしていなかったわけではないですけど、社会人になるわけで、さすがに1回につき1,800円は払いたくないですからね。というわけで、今回から、料金を書き記しておくことにします。ちなみに前回「インストール」は1,000円でした。
さて。この作品は吹き替え版で観てきたのですが、たとえ字幕を読まなくても、それほど大きな影響はないでしょう。見た目でドンです。特殊効果バリバリの映像で、ニュートンもビックリなアクションに仕上がっています。勢いがあって、正義は勝つし(それ以前に正義が誰なのか特定しづらいですが)、「黙って見てりゃいいのよっ」というおすぎみたいな感想ですね。
僕は、カンフー映画なんてずいぶん観ていなかったように思うので、最近の傾向がどうのこうのというのは一切言えないんですが、すごいんですね、映像技術が。もう資本さえあればたいがいの技術はなんとかなるんですね。そういえばここのところ、映画館に行くたびに「シャークテイル」の予告を見せられていい加減うんざりしてますが、アニメーションにしかできないことというのはどんどん減っていって、「アニメっぽい実写(もしくは実写っぽいアニメ)」を作るブルジョアジと、海外発注で「コマ数の少ないアニメ」の現代劇を作る貧乏人とに階層分解するんでしょうか。
だってねえ、アメリカで実写版の「ドラゴンボール」を作ってるらしいですけど、「カンフーハッスル」ってまんま天下一武道会ですから。覚醒後のチャウ・シンチー孫悟空そのもの。修行しないけど。こっちのほうが原作に忠実かもしれない。続編で金髪になってたらどうしましょ。
とにかくおいしいとこどりですよね。やっぱり「エージェント」ってものすごいアイディアだったんだなあ。たぶん僕が知らないだけで、いろんなエッセンスを使いまくってますよね。やっぱり「ゴッドファーザー」も関係あるんでしょうか。こういうとき、基礎を知ってるか知らないかで、楽しみ方が変わるね。
ちなみに、日下公人そっくりのおっちゃんが出てきます。かっけーですけど、似過ぎ。google:日下公人
(本日の映画代、480円。)