新宿武蔵野館の「ほたるの星」は大盛況

時間がないので、取り急ぎ。
はじめはさほど見る気もなかったのですが、「映画瓦版」の服部氏が泣いたらしいんですね(とメルマガに)。それってどんなだと思いまして劇場に行ってみたら、ものすごい数の人ですよ。9割ぐらいがおばはん。どこから沸いて出てきたのかというぐらい。というか、どこでこの作品の情報を聞きつけてきたのでしょう。分かりません。あとは、ヲタっぽいの数名。
実話を基にしているとは聞いておりましたが、本作はファンタジーです。ただ、そう言い切ってしまうのには若干の後ろめたさがありますね。非常にこう、「清く正しく美しく」描かれた日本映画でした。もっとも、大作とは言えないし、(一部を除いた)大の大人が観るには物足りなさもあります。ただ、作り手が作品から一切逃げていないといいますか、熱情はしっかり伝わってきます。それでいいんじゃないかと思います。不覚にも目頭が少々熱くなりました。
とくに小澤征悦はよかったですね。はまり役です。これを観たら、教師になりたい人が続出するだろうなあ。脇役勢もなかなか豪華で、見応えのある演技をしております。あとは、「りしゃこ」が好きな人は、十分、元を取れますよ。保障しておきます。
時間がなくなったので、整理があまりついてないと思いますが。