2006-09-24から1日間の記事一覧

ハロ化する新文芸坐

ところで、10/6の新文芸坐に興味があります。映画監督・沢井信一郎の特集最終日ですが、内容が『仔犬ダンの物語』『17才 旅立ちのふたり』の二本立て、それ以外の上映はありません。入れ替えせいではないですから一日中入り浸ってもいいわけですが、どんな客…

二次林と映画

「『人間の手がまるで全然入っていないかのように、手を入れている』」僕はひろ子の言葉が気に入って繰り返した。 (保坂和志 『夏の終わりの林の中』) 以前から、映画で自然体と呼ばれるものは、すべて作為的な自然なんだと、これはほとんど自分に言い聞か…