天使の遺言
ようやく手に入れたんです。
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2007/09/20
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もう少しページを割いてもらえたのかと思いましたが、そこは贅沢と思い、自らを諌めることにいたしましょう。それにしても、「ためいきをつく」状況に身をさらされた、というのは大袈裟じゃない。ああえりりん。そんなにべっぴんになって、どこへ行くの。
わたしは心配している。どこへ行こうと勝手だけれど、よくない甘い空気に誘われて、わたしの胸をつんざくことがあるのではないかと。しかし。
早川義夫の歌に「天使の遺言」がある(詞は森雪之丞)。「迷うことが 生きることだと 恥ずかしそうに 書いてある」。不器用だからこそ、生き様はその魅力を増していく。たとえ彼女がこの歌の天使のようになっても、裏切られたとは思わない。その覚悟を持って、いまいちど写真に目をやるのである。