太陽の色

23日は出張と相成りましたので、こんこん卒コンのチケットを競り落とすでもなく、はたまた映画館に行くでもなく、ぼんやりと休日を過ごしています。もっともこんこんについては、5月のコンサートですっかり蹴りをつけたつもりでいますので、あとは暇潰しみたいなもんです。もちろん写真集は買うけどね。

太陽の色

太陽の色

さて、去年から今年にかけて、林邦洋が立て続けにアルバムを出していたということに、つい先日、店頭に気付きました。我ながら本当に不覚でしたが、そのうちの一枚『太陽の色』の発売日は、僕が会社員になってもっとも忙しかった日でもあったので、気付かなくても無理はなかったのかもしれません。
コロムビアから出ていた前のアルバムから、4年経っての2枚目でした。しかし哲学染みた歌詞とポップでフォーキーなギターと独特な節の歌声は相変わらずで、まだ生きていたことに安心しました。キーワード統計グラフを見る限り、アルバムの発売にもかかわらずほとんど注目された形跡も見られず、どこまでひっそりと活動しているのかと思いますよ。今日もきっとどこかでバイトしながら曲を作っているのでしょう。そろそろ陽の光を浴びたっていいんじゃないか。
最近また、フォークとその周辺を聞きかじっています。きっと今宵は、高田渡のライブ盤で一杯やることになるでしょう。