今年も勝手に映画大賞2005

映画

たしか勝手に3回目だったと思います。ことしは該当作を捻出するのに若干苦労しました。結果的に、すごく無難です。例年どおり製作国別にせずに評価しようとしたのですが、考えているうちにひどく混乱したので、日本で制作された作品に限定しました。では、ベストテンです。対象作品リストはこちら。いちおう、上から順位づけしたつもりでいます。

今年の映画十選

  1. 「ALWAYS　三丁目の夕日」
  2. 「メゾン・ド・ヒミコ」
  3. 「トニー滝谷」
  4. 「さよならみどりちゃん」
  5. 「いつか読書する日」
  6. 「春の雪」
  7. 「パッチギ！」
  8. 「妖怪大戦争」
  9. 「フライ,ダディ,フライ」
  10. 「運命じゃない人」

1は悔しいけどナンバーワンですね。走攻守揃うということはこういうことなんだなあという印象です。世代を選ばないというのも、ポイントが高いです。2は犬童監督の代表作となりました。国際的評価の高かった3はDVDで改めて観ると面白いんです。そして、好き嫌いでいえば4が僕にとっては一番でした。5は意外にもかつての松竹の風情たっぷりでもいやらしさがありません。6は作品世界の美術的な部分をとくに評価しています。7と9はストーリーのよさ、テンポのよさでスカーッとしますね。おバカ映画の8は豪華な笑い、10は低予算ながらも緻密な笑いで、どちらも好きです。
今回、選に漏れたあんな作品こんな作品があります。「リンダリンダリンダ」は、山下作品としては発達途上な観が否めなかったですね。嗜好からすればベストテンに入れたくて仕方がなかったのですが。あとは、作品としての評価は決して高くないものの、「NANA」の大谷監督の手腕はすばらしかったと思います。だから次回作も観るのです。
最後に、役者編をやってみます。これは順不同です。

今年の映画俳優十選　（）は対象作品

女性比率の高さにいま初めて気づきました。もう少しバランスを考えればよかったかなあ。ひとりひとりには言及しませんが、このなかで最初に決定させたのは大楠道代でした。いつもながらものすごいインパクトです。堀北真希の対象作から「青空のゆくえ」を入れなかった理由はお察しください。
さ、今年はこれまで。来年も日本映画でいくぞー。