ナースは5人、ポンちゃんは2人、松屋の新人は1人

昨日のことになりますが、突然、献血ルームから出頭要請をいただきました。「明日じゃダメですか」「いや、できれば今日で」という会話を経て、受付終了間際に駆け込みました。最近、僕が現れて喜んでくれるのって、献血ルームのおじさんぐらいになったなあ。すごい待遇ですよ。血液検査中の僕のところに駆け寄ってきて「いやあよく来てくれました」ですから。
その日、僕に電話をくれたのは、単純にAB型の血が足りないというだけでなく、驚異的な協力者の少なさで、すべての血液が不足したからでありました。確かに、いつもなら学校帰りの高校生が多数詰め寄っているロビーがすっからかんで、僕の前にひとり、僕の後にひとりしか姿を見せませんでした。
そうなると、成分献血の僕は最後の客。僕のためだけに献血ルームは明かりを灯し続け、5人の貴婦人(看護師)がつきっきりで面倒を見てくれるのでした。というか、あの人たちは僕のベッドにあるテレビを見すぎです。僕と一緒に「最長片道切符の旅」を見ている場合ですか。「なんだか面白いのよ」と言って、周りの看護師さんを集めないで。
血小板を差し上げてしまうと、もう夜です。下に書いた映画を観る予定だったので暇をつぶしにかかったわけですが、いまでは1軒になってしまった商店街の本屋で、初めて"あれ"を発見いたしました。

紺野あさ美写真集 「ASAMI KONNO」

紺野あさ美写真集 「ASAMI KONNO」

これ。
ついに盛岡の店頭にもですね、数十日遅れで、ポンちゃんがお目見えしたのでした。2冊。買いませんよ、もう3冊も持ってるんですから。それにしても僕は、未だにこの写真集を、冷静な気持ちで見られません。なにか見てはいけなかったものを見てしまったかのような感覚に襲われます。エロすぎ。
とうとう見つけちゃった動揺を抱えたまま、なぜか晩飯で松屋へ。まだオープンしてひと月も経っていない店舗であるうえ、そもそもこの街に松屋がやってきたこと自体が最近のことで、店長以下社員の皆様しか店舗のシステムを理解しておりません。
そんな新店舗に、また新しいバイトが入ってきたようです。たぶん高校生です。なかなかかわいいのですが、なにせ客としてでさえ「松屋素人」なので、応対がまったくできません。いちいち店長が、「これを出して」「味噌汁をよそって」と指図します。この店長が親切かつマメな人で、客がお冷を要求して、バイトがポットだけ持って走ると、そのあとをコップを持ってついてきます。バイトもバイトで人懐っこいもので、いちいち「てんちょぉ、これどやってするんですかぁ」と尋ねます。カワイイとウザイの狭間です。
あの店長は偉いです。茨の道を笑顔で切り開いてます。僕だったら、下心でもない限り、あんなに優しくはできません。とすると店長も、いや、いやいやいや。
なんだか、店員ウォッチングのために松屋に通うのも悪くないかなと思いました。味に飽きてすぐに挫折しそうですけど。