たまにはプロ野球のことも

僕は球団合併には反対しません。近鉄ネーミングライツの件があったときにだいたいを書いたのですが(id:tarchin:20040205#1075908351)、そのときそのときの経済状況によってチーム数が増減するというのはいたしかたないことだろうと思います。その前に体質改善等々やることがあるという話でしょうが、それをやらないのは愚かなこととして、いくらやってもいつかは倒産する球団が出てくるでしょう。歓迎はしませんけど、いつかは決断しないといけないことだったはずです。
ただ、リーグ数を減らすのは避けたほうがいいように思いますね。日本シリーズがないのは寂しいという部分もありますし、消化試合の問題もあります。サッカーが1リーグ制を敷いていられるのは、試合数が少ないので、終盤までもつれるからなのでしょう。サッカーだって1シーズンを3年間ぐらいにして100試合以上を開催すれば、10試合ぐらいは消化試合になるかもしれません。すると、収入の問題に関わってきます。最後に決勝戦をするのは、クライマックスを常に最後まで引っ張れるいいシステムです。収入もたくさん入ります。
ひそかに思っていたのですが、時間をかけてでも、パリーグの極東リーグ化はできないものなのでしょうかね。アイスホッケーがうまくいきませんでしたが、野球ならなんとかならなくもないように思えます。いま、極東地域でプロ野球チームを新たに創設できる場所は中国だけだろうと思います。その中国に4チーム以上を設立して、日本カンファレンスと中国カンファレンスで別々に試合をするわけです。たまに遠征をしながら。それで最後にプレーオフをして、勝者が日本シリーズに進出する。大リーグのシステムの応用ですね。
これ、中国野球のレベル向上にも一役買いますし、中国には会社所有のプロチームがないので、ビジネスチャンスを提供することもできます。日本側にしても、日本企業を中国に宣伝するいい機会になると思うのです。2リーグ制を維持していくには、国境を越えるしかなかろうと、わたくし、固く信じております。ロッテさんあたりは、中国に資本移転を試みてはいかがなものでしょう。