そうだ、書くのを忘れていた、昨日の感動

30日付産経新聞には特集面がありました。「核燃料サイクルを考える」ということで、森本哲郎インタビューでした。聞き手は飯田浩史論説委員。目論見の部分を抜粋しますね。

青森県六ヶ所村日本原燃が建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成を前に、核燃料サイクルに対する論議が盛んになっている。見直し論の多くはコスト面からサイクル政策は経済的に合わないというものだが、資源小国のわが国のエネルギー問題はもっと多角的に議論すべき事柄と主張する、文明評論家の森本哲郎さんにサイクル政策や、見直し論の妥当性についてのご意見を聞いた。

んでもりもっちゃんが何を言ったかというと、とにかくサイクルしなくちゃもったいない。僕たちは電気をいっぱい使わないと生きていけなくなってるし、中国がこれからどんどんエネルギーを必要としている。でも化石燃料は有限だよ。だから半永久的で安定的なエネルギーが必要なんだ。(とはいえウランも有限だと論説委員に教えてもらって)やっぱりプルトニウムを再利用しない手はないよ。核燃料が核兵器にならないってことはIAEAが保証してるしね。と。
すごいですね。いったいこの人の頭は何年前で時間が止まってしまったのでしょう。きっと脳内では、鉄腕アトムが黄色いお空でブンブンブンしてるんです。素敵ですね。でもロボットが人権獲得を訴えだしたら、核燃料を核兵器に変えて、ロボットを木っ端微塵にしますよ、この人は。人間の文明の脅威だからね。
本当にね、いまどき自然エネルギーの話題に波及しない記事で一面を作っちゃったというのは、衝撃的なんですよね。この人は喋れば喋るほど恥ずかしいことになりかねないから、旅立つべきかと思いますが。そして産経も産経です。いったいこの会社は、エネルギー業界にどんな弱みを握られたというのでしょう。いや妄想ですけど。でもそうでもないと、こんな特集を組みますかね、普通。
興味が沸いたら、図書館辺りで閲覧してみるといいですよ。