「星砂の島、私の島」を観たわけさ

僕、今から、頑張って肯定的に書くようにします。うん。
こげえりりん、こげすぎ!くろえりしろさゆです。まあかわいいのなんのって。えりりんの体操はすごかった。スパッツ!スパッツ!スパッツ!これが、唯一無二の見所!正直、グラッときた。二十歳のまるみちゃんと結婚したいさ!
さ、真面目に書くよ。僕はね、年間20本近い数の日本映画を観るんです。で、沖縄を舞台とした作品にはすでに食傷しまくりなんです。みんな、沖縄を撮ればなんかいいもんができると思ってないか。この映画もそのひとつなんですけど、ほかの作品とはひと味もふた味も違ってた。
この作品は、ハンパでない。ハンパでなく中途半端。数人のプロの役者さんと愉快な仲間たち総出演の学芸会。100%の力で50点の作品を作ってる。ということにしよう。そうでないと、どうして「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品できたか分かんなくなるもんね。あの、交通安全キャンペーンビデオのような雰囲気といい、ひと昔前の中学生日記のようなえりりんの魅惑の演技といい、いちいち楽しい。
すごい。まだこの国にこんな映画を作る財力が残されていたなんて。日本はまだまだ元気だ。ところで、映画館は女性比が意外と高かった。僕の前にいた女の人、ラストで泣いたんだって。よかったねえりりん。でもどうして泣けたんだろうね、えりりん