松浦さんリサイタルに行ってまいりました

(あらかじめネタバレは覚悟してください)
最初から脱線するけど、昨日「あるかなー(お金が)(在庫が)」と思っていたアロハロこんこんをついに購入したのですね。渋谷のツタヤで。いっぱいあったよ。恐れ多くてまだあまり見ていませんけど、ずいぶん筋肉質になったもんだねえ。フットサルにキックベースに、ハロプロはマッスル化するんだろうか。
そんなわけで金欠で、安倍ちゃんのアルバムを買えないでいましたが、いまいいことを思い出した。ビックカメラのポイントがあるじゃない。明日購入が決定しました。今朝ラジオで「日曜日 What's Going On」を聴いたら、いてもたってもいられなくなったのよねえ。
さて本題に戻します。松浦さんのコンサートです。電車で十数分の街でコンサートだっていうから申し込んだら、駅から徒歩で40分もあって、会場入りしただけでぐったりしました。今回はやけにいい席を確保でき(夜は最前)、もしやと思いましたが、予感がばっちり当たりました。嬉しくないけど。なんて観客が少ないんだ! 交通の便以上の何かがあるよなああれは。もっとご新規さんを増やす努力をしなくてはなりません。
観衆たちはそのことにピーンときたもので、奮起いたしました。僕の場合、一度は行ってみたかった念願のコンサートだったこともあり、昼はなんとなく場の空気を汲み取るのに一杯でしたが(右側からの威圧と左側の警備員に肩身の狭い思いでした)、夜はけっこう頑張ったつもりです。そりゃね、あんないい席、しばらく取れないだろうし。
昼はともかくとして、夜は楽しかったですね。松浦さんすごかったなー。間近ではなかなか直視できないですなー、眩しくて。予想外にすごい、と言うといささか失礼ですが、いままでどこか冷めた目で見ていたところがあったので(今日はそこに言及しないよ)、見直してしまいました。この流れでさらに書くといよいよ顰蹙ものですが、やはり共感と共鳴のためには、共同作業が必要なのです。
で、特筆すべきはアンプラグドの時間ですね。何と言わず、どれもこれもが本当によかった。松浦さん、アーリーアメリカンですね。ミュージカルのスタンダードナンバーを、あんな感じで聴いてみたい。あるいはガーシュウィン。「ずっと好きでいいですか」を聴いて、「歌情の人」なんだなあと実感した次第です。そして、音感のなんといいこと。
というところからして、話を戻しますけど、やっぱりあのお客の数はいかんなあ。本人の演出力もすこぶる高いわけだし、カントリーと悪ふざけしてアドリブで楽しんでみたり、なかなかほかで見られるものではないですよ。ファミリー席で親子で見る、というのは、かなり乙な見方じゃないかしら。