さくらコンレポ、あとがき

卒業式と謝恩会を終えた卒業生たちが研究室に帰ってきて、ワイワイ飲んでおります。彼らはまだ楽しくやってます。でも僕は疲れました。風邪のせいで口の中がいろいろ痛いです。そんなときに、遠く離れたところの研究室の教官が、一升瓶を抱えて乱入しやがりましたよ。うちの助手先生は帰りづらいと僕にぼやきますよ。分かるよ、先生。先生が帰らないと、僕も帰れないんだ!
というわけで、情報処理室に潜伏して、しばしの休憩中です。
さて、あとがきを書こうと思いますよ。というのも、先日のさくらコンに参加して、ある意味では強烈な失敗をしたという気持ちが、ようやっとじわじわ湧いてきたのです。
僕が現場で暴れるヲタたちについて言及することは難しいと考えてきました。なぜなら、僕は現場に出たことがなかったから。じゃあ体験してみよう、というのが今回の主目的でした。表向きはね。こんこんに逢いたいっていうのはでっかいんだけど。で、暴れるヲタたちを遠巻きに眺めたうえで、レポにはこう書くつもりでした。「一生非ヲタします!」と。
結局のところ、これに失敗した。失敗も失敗、書くべきことがひっくり返りましたよ。ヲタでもいいじゃん、というのが今の姿勢。やっぱり実際に見てみないと分からない。あの場所にいたヲタたちは、ただ「いいもん」を愛でてるだけなんだと言っていいんだね。少なくともそこは総論賛成だと思う。
いま、僕の拙いアイドルに関する観念は大きく前進しつつあります。精神的なものと物理的なものは、あくまで二元的なのかしら。酔った頭ではわけがわからぬ。
とりあえず、歯茎が痛むんだ。